ストーリーモード攻略
前作は全15話・シナリオ4周と充実していましたが、今回は全5話と短いです。
内容こそ軽薄でおバカなものですが、肝心のヒートはスクールモード以上の難易度を誇るミッションレースです。
よって挑戦するタイミングとしては、スクールモード第1部クリア後が最低でも理想的でしょう。
ヒートで使用するマシンは全般セレクタブルミッションになります。
第1話 使用車種 バキュームカー
クリア条件 積荷ゲージの量をキープしつつ、2分15秒以内にゴールする。
ルール 荷台ゲージは車体を滑らせたり、壁へぶつけると減少する。滑らせた時間が長いほど、また壁接触時の速度が高いほどゲージの減りが激しくなる。ゲージがゴール前に底をつくと強制的にリタイア。
攻略法  積荷ゲージを減らさないように走るには、やはりゆっくりマイペースが一番でしょう。が、なぜか時限が設定されているので、残念ながらそれも適いません。また、劇中で本来の運転手が「事故で通行止めになっている」と述べていたように、ズルして逆回りしようとしてもホームストレート後方にはバリケードが敷かれ、それ以上進めなくなっています。もっとも仮に突破できたとしても、フィニッシュ判定が下らないと思いますので、どちらにしろ無駄だと思います。
 さて、前置きが長くなりましたが、このモッサリヨタヨタで遅いバキュームカーをどうグリップ走行で速く走らせるか。作戦はまぁだいたい2通りに別れると思います。
・前半の急勾配ダウンヒルで、多少滑らせつつもハイペースで下りきり、終盤の繁華街〜ゴールの区間は無くなりそうなゲージに注意して安全運転。
・前半の急勾配ダウンヒルはゲージを温存し、峠を下りきった辺りからペースアップ。多少運転を荒くしつつも、ラストスパートをかける。

 前者のメリットは、加減さえ分かれば結構タイムを稼げると言う点。反面、加減を誤るとゲージがゴールまで持ち堪えきれません。仮にうまく行っていても、終盤でうっかり事故を起こすと全てが水の泡と消える、という危険もはらんでいます。一方後者の作戦は、終盤が上り勾配なので下りほどマシンが暴れる事は無く、熟練者はスパートをかけるタイミングが計りやすいのが利点です。ただし、デメリットとしてバクチ要素が強いです。スパートをかけるタイミングが遅すぎると、時限をオーバーしてしまう可能盛大です。作戦の欠点を見る限り、最初の内は後者の方法を取った方が無難でしょう。そして完走時のタイムから逆算して、スパートをかける位置を徐々にゴールから遠ざけていくのがベターなトレーニングです。
 では最後に、積荷ゲージとドリフト判定に関するワンポイントアドバイスを。積荷ゲージは確かに、車体を滑らせる=ドリフト走行でも確実に減っていきますが、実は路面にブラックマークが残らない程度であれば、タイヤが鳴いていてもゲージは減らないのです。コーナーリング速度を少しでも稼ぐに越した事は無いので、腕に自身があれば「ブラックマークを残さないドリフト」に挑戦してみましょう。
第2話 使用車種 デリバリー用バイク
クリア条件 3分30秒以内に全ての客へ順番にピザを届ける。
ルール 店長が指示した場所に、客のグラフィックが手を上げて待っている。それに接触して「Thank You !」と表示が出ればその客への配達完了。オーダーは3件。配達順が決まっているので間違いに注意。
攻略法  第1話のかなりナーバスな条件に比べれば、幾分楽な条件ではありますが、使用するマシンがとにかく遅いので、さほど余裕は無いはずです。最高速が100km/h出ない点を考えると、モデル車種はきっと50cc原付程度の動力性能と思われます…。
 さてまずは、改めて店長が指示した配達順を確認しましょう。
「シーサイドホテルフロント」 → 「展望台駐車場」 → 「竜宮城前」
 シーサイドホテルはこのヒートの舞台となる、BigBridgeコースのルートAホームストレート前です。展望台前駐車場は…ちょっと言葉での説明に限界が有りますが、ルートAで連続ヘアピンを上ってきた際に右へ折れ、その先の右ヘアピン出口右側にある広場(?)っぽいところです。竜宮城は…さすがに分かりますよね?(笑) イン側が草地になっているコーナーのすぐ近くの建物です。劇中の写真と真同じなので、きっと間違える事は無いかと…。
 店長がヒート開始前に言っているように、とにかく3件全員に配りゃそれでいい…ワケではなく、ちゃんと順番が決まっています。その為「スタートから近い客を当たって行く方が効率良くね?」というルートを通っても、お客様ポリゴン(笑)からは「Thank You !」の表示が出ません。効率の良いルートは、スタートしてまず道なりに進んで連続ヘアピンを下りきった先の分岐を左伝いへ。そのまま行けばシーサイドホテルに着きます。シーサイドホテルの客に配達したら、元来た道をそのまま逆戻り。そして連続ヘアピンを上りきった先の分岐を右へ。駐車場の左側出入口に客が立っているので、配達判定が下ったら今回も引き返し。そしてホテルへ行く途中で通過した竜宮城へ直行して終わり。もしこの説明が分かりにくい、という要望が有りましたらガイドマップの製作も検討してみます。
 実は今回の時限、第1話に比べて幾分甘めです。ドラテクを磨く前に最適な通行ルートさえ押さえれば、どんなに途中事故を起こそうと最低でも4分は簡単に切れるはずです。3分40秒前後で終わる事が出来るようになってくれば、クリアまでもう一息。あとは運転技術を向上させるだけで十分詰められるタイムです。客グラフィックに接触して「Thank You !」の表示を確認したら、壁当てとブレーキングを併用してスピードをゼロまで殺します。次にバックなどを使って壁面から復帰。これが基本的なUターンテクニック(?)です。最初のシーサイドホテルへ行く際の注意点ですが、途中に竜宮城を通過する際についつい手前の芝生をショートカットしたくなると思います。…が!キングバトルならいざ知らず、このヒートのみ例外で通過はしない方がいいです。何故なら客グラフィックのポリゴンがハリボテなだけに判りづらく(汗)、インカットをする際に激突して停止してしまってタイムロスの原因となるからです。
第3話 使用車種 トロッコ
クリア条件 クラッシュせずに1分10秒以内で完走する。
ルール クラッシュした時点でリタイア。アクセルは使用せず、自然に加速していく。ブレーキの効きが悪いので注意。
攻略法  恐らく難易度は第1話のヒート以上、全体でも1・2を争う難しさを誇ります。なんと言ってもワンクラッシュで全てが終わるというシビアさだからです。初心者の場合は、まず始終ブレーキをかけながら完走を目指しましょう。そして徐々にブレーキを使わない区間を増やしていき、時限へ近づかせていくのが確実な上達方法です。
 私が行っている本来の走り方ですが、意外にもトロッコはハンドリング性能が高くてリアが滑りにくいので、道幅を出来る限り利用してアウトインアウトでコーナーを抜けています。普通のマシンでブレーキングドリフトを行う際の約3倍くらい手前から減速に入り、ブレーキをかけたままターンインします。この時極力インに寄っておくのがミソです。クリッピングポイントを抜けてトロッコがコーナー脱出ラインを向いたところでブレーキをリリースします。だいぶ操作に慣れてきた人が、最後の最後まで手間取るのが終盤の林道でしょう。路肩の草地をカットして最短距離を進むのが理想ですが、壁判定が判りにくいのであまり寄り過ぎると、カスってしまってそこでリタイアになりかねません。ここも最初の内は路肩カットを行わず、あくまでも砂利道の部分でインを突く方が安全です。
第4話 使用車種 S14シルビアK's
クリア条件 コースを1周する前にロボットカーを完全に破壊する。
ルール ロボットカーへ接触するとその耐久値ゲージが減少する。ただし、接触時の速度でダメージ量が変化する事は無い。ロボットの蛇行や突発的な逆走など、トリッキーな動きをする点に注意。
攻略法  第3話ほどでないにしろ、こちらも難易度は比較的高めです。とにかくロボットカーがまともに走ってくれないので、ちょっとやそっとでは連続アタックを仕掛けられません。ロボットが急に逆走し出したら、スピードを1速の領域まで落として徐行運転しながら待ちます。また峠MAX2になってライバルカーの排気音が聞こえるようになった点も利用しましょう。ステレオテレビのみ推奨のテクニックですが、ロボットカーを追い抜いてしまったり自身が逆走して先行状態の時、追い上げてくる音がスピーカーから聞こえるはずですので、左右どちらかにマシンを寄せておけばブロックで一撃を食らわす事ができます。私自身から伝授できるコツらしいコツはそれくらいしか無いので、あいにくですが後は慣れがモノを言います。
第5話 使用車種 装甲車
クリア条件 50秒以内にゴールする。
ルール NightCruseの指定区間タイムアタック。車体が大きいので、コーナーでの取り回しに注意。
攻略法  恐らくストーリーモードのヒートで、これを一番最初にクリアする人が多いのではないでしょうか。それくらい全5ヒートの中では最も簡単です。純粋にドライビングテクニックのみを求めるヒートですので、ほんの少しキングバトルで勝ちを挙げてこれるようになれば、スクールモードをクリアしていなくてもクリアは容易いはずです。
 走り込めばすぐ50秒など切れてしまいますが、一応アドバイスを数点ほど。まずこの装甲車、ライトの点灯が有りません(爆)。ですので普通のマシンで走る場合と比べて、視界が悪い点は覚悟していて下さい。次に、車体が大きい点は取り回し以外にも、ビハインドビューでの視界悪化に繋がっています。いざとなったらドライバーズビューで操作する練習もした方がいいでしょう。そしてミッションは何故か動力性能があまり伴わないにも関わらず、6速まで存在します。しかしこれがまた癖のあるギア比で、1〜3速まではクロスしていて繋がりが良いのですが、4速になった途端にパワーバンドを外す事が有りますので、減速の際に4から3へのシフトダウンは頻繁に行いましょう。
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